嫌なことから逃げてもいい!「逃げ」の心得教えます!

雑記

あなたは今、幸せを感じることができていますか?

日々の喧騒やストレスの中で、あなたは本当の幸せを見失っていませんか?

今一度立ち止まり、自分に問いかけてみてください。

もしも人生が苦しい、つらいと感じているようなら、現状を変えることを考えるべきです。

その手段はいくつか考えられますが、常に選択肢の中に入れておいてほしいのは

「逃げる」

という手段です。

「逃げる」と聞くと後ろ向きなイメージですが、「自分にとって最善の場所を探す」と前向きに捉えれば、逃げることは決して悪いことではありません。

苦しい、つらい状況に身を置き続けると、自分らしく生きることができないばかりか、人生の満足度の低下を招きます。やがて心や体を壊してしまう可能性もあります。

そのような状況で、アニメの主人公のように「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ・・・」と自分を追い込むことはありません。

自分を苦しめること(=嫌なこと)からは逃げ出して、幸せに生きる道を模索してはどうでしょうか。

そこで今回は、嫌なことから逃げる際の心得について解説します。

この記事で解決できる悩み・疑問
  • 現状が苦しくてつらい。逃げ出してしまいたい。
  • 嫌なことから逃げてもいい理由とは?
  • 逃げる時に気を付けておくことは?

嫌なことから逃げてもいい、たった一つの理由

嫌なことから逃げてもいい理由は、たった一つ。

幸せに生きるために必要だからです。

「幸せ」という言葉を辞書で引いてみると、

その人にとって望ましいこと。不満がないこと。また、そのさま。

出典:goo辞書

と出てきます。

幸せの形は人それぞれありますが、「嫌だ」と感じることが自分にとって望ましいことであるとは限りません。

嫌なことを我慢してストレスにさいなまれ続ける人生と、ストレスから解放されて幸せになる人生、どちらがよいかというのは考えるまでもありませんよね。

「逃げる」という行動の根本には「人生は幸せに生きるべき」という基本理念があるのです。

逃げるメリット・デメリット

逃げる心得を説く前に、メリットとデメリットについておさえておきましょう。

逃げるメリット

逃げる最大のメリットは、ストレスを軽減できることにあります。

ストレスは、心にも体にも悪影響を与えることがあります。

たとえば憂うつな気分、不安感やイライラ、不眠や疲労感、倦怠感などを招き、最悪の場合「うつ病」などの深刻な病気を引き起こすことにもなりかねません。

そうなってしまうと生活の質、ひいては人生の質が低下することになります。

逃げずにその環境にしがみついても回復するはずはありません。そんな状態で日々を過ごしても、幸せとは言えませんよね。

また、現状から逃げ出すことによって新たな環境に挑戦できるというのも大きなメリットです。

新しい環境下では、自分にとってイレギュラーなことがしばしばおこるものです。それらに対処することで成長や学びがあり、また柔軟性や適応力を向上させることができるため、自分の可能性が拡がります。

人生を幸せに送るために、「自分ができること」が1つでも多いに越したことはありません。

逃げるデメリット

一方、デメリットになりうるものとして、逃げることによって自分の成長や学びの機会を失ってしまう場合があることには注意が必要です。

嫌だからと言って何でもかんでも逃げてしまうと、ずっと何も得られないまま逃げ続けることになります。逃げることが習慣化してしまうと、難しい状況に直面した時に逃げる癖がつく可能性もあります。

嫌なものは嫌だというのは確かにありますが、乗り越えた先に成長や学びがあると思われる場合や自分の人生にプラスになると思われる場合には、「逃げる」という選択肢を持ちつつも少し頑張ってみるということも必要になってきます。

「逃げ」の心得

デメリットに注意したうえで、逃げる場合の心構えや準備しておくことを紹介します。

①「自分軸」を作る

「逃げる」を実践する前に、自分軸を作ることから始めましょう。

自分軸とは、他人の考えなどに左右されることなく「自分がどうしたいか」「自分はこうありたい」を基準に行動することです。

自分軸で生きる人は、他人の評価や期待に応えるのではなく、自分自身の価値観や目標に従って行動することができます。

自分軸を作る過程で「自分にとって幸せなこと」を棚卸する作業が必須となります。これが行動基準の一つの指針になります。

つまり、自分軸を持っている人は、何が自分にとって幸せにつながるかを理解しているので、困難に直面した時に「逃げる」「逃げない」の判断ができるようになります。

自分軸の作り方については、こちらの記事で詳しく解説していますのでご覧ください。

②同じ事態を繰り返さない

逃げた先で、また同じ事態に遭遇することは避けたいところです。

逃げる際には「反省」と「学習」をし、何らかの教訓を得るということを忘れてはなりません。

反省・・・出来事や行動がどのように進行したのかを冷静に分析する。

学習・・・新しいスキルや知識の習得、目標や計画の再設定

そして「幸せ」を達成するための具体的な手順やタスクを立て、適切な対策を講じましょう。

③自分の成長につながるストレスからはできるだけ逃げない

いつでも「逃げる」という選択肢を持っておくことは生きる上で大切ですが、逃げるかどうかの見極めも必要です。

たとえば、困難や課題と向き合い克服することが、自分の成長や学びの機会になることもあります。

自分の「幸せ」や目標などに近づくために必要なことであれば、乗り越えることも必要になってきます。

逃げても大丈夫なのか不安な方へ

逃げることに関して、いろいろな不安がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

たとえば、自分が抜けて迷惑をかけないだろうかと考えるかもしれません。逃げた後どうなるのか心配だと思うかもしれません。

そんなあなたに伝えたい言葉は、ずばり

なるようになる

です。

組織は、あなたが抜けてもそれなりに仕事を回します。

また、そこから逃げ出しても、その先の選択肢は意外とあるものです。

しかし、どうしても心配というなら普段からできることがあります。

それは「人とのつながりを大切にすること」と「誠実に生きること」です。

私たちが生きるうえでは、人とのつながりを断つことはできません。

人間が感じるストレスのほとんどは人間関係だというデータもありますが、助けてくれるのも人間です。

つながりがあることで、逃げた後の選択肢はかなり広がります。

私は転職の経験があり、前の職場は仕事や人間関係が合わずに逃げました。

しかし職場のOBの方と縁があって拾ってもらい、今の職場でイキイキと仕事ができています。

人間なので、好き嫌いや得手不得手はあります。嫌いな人に積極的にかかわることを推奨するものではありません。ですが、つながりがあれば助けになることがあるかもしれません。

そこで必要になってくるのが「誠実さ」です。

  • 物事にまじめに取り組む
  • 人の陰口を言わない
  • 約束は守る
  • ミスをしたら素直に認めリカバリーする

など、誠実に生きていれば必ず誰かは見てくれていますし、困ったときには力を貸してくれます。誠実な人といい加減な人、どちらを助けたくなるか、ということです。

まとめ:「逃げる」は幸せへの第一歩

この記事の大事なポイントは次の通りです。

「逃げる」ときのポイント
  • 自分軸を作る。
  • 人とのつながりを大切にし、誠実に生きる。
  • 自分の成長につながることには取り組んでみる。

「嫌なことから逃げる」という選択は、敗北ではなく戦略的撤退です。自分が幸せになる手段の一つであることを忘れないでください。

今、困難に直面しているという人は、勇気を出して一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

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