- 何をやってもうまくいかない・・・
- あの人と比べて、自分なんて・・・
- 自分には生きる価値なんてあるのだろうか・・・
そんな思考に陥りがちな人は、自己肯定感が低くなっている可能性があります。
自己肯定感は人生のパフォーマンスを上げる要素の一つです。自分をありのままに受け入れ、認めることができれば、人生の満足度や幸福感は飛躍的に向上します。人生は一度きり。ポジティブに楽しく全うすることが理想ですよね。
そこで今回は、自己肯定感を高める具体的な方法についてご紹介します。
自己肯定感とは?
自己肯定感という言葉を調べてみると、
自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情
(出典:wikipedia)
と出てきます。
自分で自分を否定しない、ポジティブな生き方ですね。
自己肯定感を高める3つの方法
自己肯定感が低下している場合、取り組むべきことは次の3つです。
①自分の強み・弱みを棚卸する
人間には必ず、強みと弱みがあります。
自分が持っている強みと弱みを認識するところから始めてみましょう。
自己肯定感が低いと、自分の弱み(短所)ばかりに目が行きがちですが、強み(長所)も必ずあります。
必ずです。
しかし、どうしても強みが出てこない場合は、弱みを羅列して言い換えてみましょう。
たとえば
仕事が遅い → 慎重、丁寧
会話が苦手 → 人の話をしっかり聴ける
緊張しやすい → 真面目
といった感じです。
短所は長所でもあります。
②成功体験を積み重ねる
失敗が続くと、どうしても自己肯定感は低下してしまいます。
失敗と思ってしまうのは、理想が高い場合もあります。
物事のハードルを下げ、「できた!」と思えることを増やし、自分を褒めましょう。
とはいえ、自己肯定感が低下している状態だと「自分は何をやってもダメ」と思い込んでしまうでしょう。
そんな時は、たとえば、
- 早起きできた!えらい!!
- 腹筋5回もできた!すごい!!
- 外に出られた!すばらしい!!
- 何事もなく通勤できた!超ラッキー!!
このくらいでよいのです。
また、失敗の中にも、できたことは必ずあります。
- AとBはできなかったけど、Cはできた!頑張った!!
と、自分ができたことを褒める癖をつけましょう。
③他人と比べない
「隣の芝は青く見える」という言葉があります。
他人が持っているものは、自分の持っているものよりもよく見えるということのたとえです。
しかし、自分は他人とは違います。
体のつくりも、性格も、経験も、環境も、感性も、何もかもが違います。
違って当たり前なのです。
それなのに、他人と比較して自分にないものや足りないものに嘆くのは無意味と言ってもよいでしょう。
それよりも、自分が今もっているものに目を向け、伸ばしていく方に注力しましょう。
自己肯定感を高めるメリット
自己肯定感を高めると人生が充実する、自分らしく生きることができる、ということが最大のメリットです。
自己肯定感が低いと、「こんなことを言って変に思われないだろうか」とか「どうせ失敗するだろう」などと考え、自分が言いたいことやしたいことを躊躇してしまうことが多いです。
一方、自己肯定感が高い人は失敗を恐れず積極的な行動をとることができるので、必然的に経験値が増え、充実感を得ることができます。
こんな場合は・・・
失敗すると一時的に落ち込んだり、自己肯定感が低下したりすることは誰しもあるでしょう。
それに伴い、眠れなかったり食欲がなくなることもあるでしょう。
しかし、これが長く続く場合はうつ病の可能性もあり、注意が必要です。
また、努力しても状況が改善しないときは、環境が合っていないことが考えられます。
例えば仕事がうまくいかない場合、その仕事は自分に合っていない、向いていないということがあります。
可能であれば、思い切って環境を変えてみるとよいでしょう。
まとめ:自分を信じてあげよう
いかがだったでしょうか。
自己肯定感を高めるには、思考の癖を変える必要があります。
思考の癖を変えるのは時間がかかるかもしれませんが、今回紹介した方法はどれも簡単にできることですので、少しずつ実践してみてはどうでしょうか。
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